私達はここに拘ります。
@水槽内に人工物は入れません
よくショップなどで人口偽岩が売られております。
これは管理が楽という意味あいからなのでしょう。
汚れたら漂白剤で洗えば良いという考え方です。
でも私達は人口偽岩を使いません。
ライブロックという死んでしまったサンゴを使います。
死んでいるのに生きた岩?
死んだサンゴには長年かけていろいろな生物が付着します。
ゴカイ/貝/カイメンetc
これらが海水水槽では水を安定させたり重要な働きをしてくれます。
当然害になる生き物や死んでしまった生き物も
まじっておりますので、これらはキュアリングという作業をして
極力取り除きます。
A非常事態以外は天然海水を採取して使用します
一昔前までは天然海水を使用する事をタブーとされていました。
理由は簡単で雑菌等が多く含まれているからです。
確かに病気になりやすい魚にとってはあまりよくありませんが
逆にサンゴにとっては健康に育つ要素が沢山あるという事が
25年間サンゴを飼育してきて発見しました。
天然の海水一滴には約数十匹の微生物達が存在しています。
それがサンゴの餌となるからです。
ですから私達は1時間以上かけて天然海水を採取しに行きます。
B生き物を大事にします。
「後、数十年で地球上の造礁サンゴの90%が死滅するかもしれない」という記事が先日出ました。
このような大事なサンゴを飼育するのですから
それ相応の機材が必要となります。
よく見かけるのが、私達が見て「この水槽設備や光だとサンゴや魚が維持できない」
と思う水槽をよく見かけます。
案の定、次回行きますと、生体の殆どが入れ替わっております。
これがは担当の業者様の理由かもしれませんし
オーナー様のご希望でそうなっているのかはわかりませんが
私達は絶対そのような事は致しません。
生体が活き活きしている水槽は水の輝きが違います。
極力オーナー様のご希望に沿うようなシステム作りを目指しますが
オーナー様の希望に添えない場合もあります。それは
生き物達の為だとお考え下さい。
このHPをご覧になったのを機に
是非皆様にサンゴ水槽の「水とサンゴの癒やし効果」を体験して頂きたいと思います。
人間も海から誕生したのですから。
BACK